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【通貨】明日の為替相場見通し=122円回復が焦点、原油市況が相場左右

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、122円台回復が焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=121円30~122円30銭。前日のニューヨーク市場で、原油価格が下げ止まらず、ドルは一時121円00銭台まで急落。東京市場に移ってからは、下値に買いが流入し121円後半に値を戻した。

 市場では「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドル買い・円売りのポジションを解消する動きが出た」(アナリスト)との見方が流れていた。原油安がリスク回避姿勢を呼びドル売り・円買いの動きに結びついているだけに、当面は原油価格動向が焦点となる。原油価格が反発すればドル円も122円台を回復しそうだ。

 今晩は米11月輸入物価や新規失業保険申請件数が発表される。英国では金融政策委員会が開催される。(岡里英幸)




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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