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【材料】横浜ゴムが値下がり率上位 国内大手証券が業績予想、レーティング、目標株価を引き下げ

 横浜ゴム<5101>が急反落。現在はきょうの安値圏で推移し、東証1部の値下がり率ランキングの上位に顔を出している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が横浜ゴムについてリポートをリリース。レーティングを「オーバーウエイト」から「ニュートラル」へ格下げし、目標株価を2800円から2300円へ引き下げている。新興国市場の低調を主要因に、第3四半期(7~9月)の販売モメンタムは大幅に減速したと指摘。第3四半期決算発表時に下方修正された会社計画も足元の状況を考慮するとハードルが高いとの見解を示している。

 ただ、同証券は同社に対する15年12月期連結営業利益予想を650億円(前期比10%増)から、540億円(同8.6%減)へ、会社計画550億円(同6.9%減)を若干下回る水準に引き下げているものの、原材料との価格スプレッドは維持されており、業界環境に大きな変化はなく、大幅減益の懸念は不要と解説している。
《MK》

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