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【市況】NY原油:続落で37.16ドル、EIA週報の在庫減は特殊要因との見方で売り再燃


 NY原油は続落(NYMEX原油1月限終値:37.16↓0.35)。38.99ドルまで上昇した後、36.87ドルまで下落した。前日発表の全米石油協会(API)の週間統計で、国内の原油在庫が減少したことを受けて、原油の買いが先行。9日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)でも、国内全体の原油在庫が予想外かつ大幅な減少だったことから、買いの勢いが加速した。



 しかし、EIA週報の在庫減は、特殊要因によるとの見方がみられ(湾岸地域が年末の税金対策絡みで大きく削減)、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫やガソリン在庫が増加だったことで、その後、原油の売りが再燃したもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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