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【テク】日経平均テクニカル:続落、ボリバンでは-1σを挟んでの攻防


9日の日経平均は続落。売り先行で始まり、その後一時下げ幅を縮める局面もみられたが上値は重く、11月16日の直近安値に接近する格好となった。5日線と25日線のデッド・クロスにより、今後は5日線が上値抵抗として意識されやすい。ボリンジャーバンドでは-1σを挟んでの攻防となっている。バンドは収れんしてきているが、いったんは-2σを試す可能性がありそうだ。MACDではシグナルとの乖離を拡大させており、16ptまで下がってきている。0を割り込んでくるようだと、調整がより本格化してくる展開が意識されてくる。一目均衡表では基準線を割り込んできており、来週には遅行スパンが下方転換シグナルを発生させる確率が高まっている。週足では雲上限を割り込んできている。シグナルが悪化傾向にあり、慎重スタンスになろう。
《SY》

 提供:フィスコ

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