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【通貨】東京為替:ドル弱含み、日本株安受け


9日の東京外為市場で、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価の軟調地合いを受けた値動き。


ドル・円は前日海外市場では原油安でリスク回避が広がったことで弱含みとなったが、東京市場では仲値にかけて国内勢によるドル買いがみられ、一時123円05銭まで上昇した。


ただ、朝方発表された機械受注が予想に反し堅調だったことから、日銀による追加金融緩和への期待感が後退。日経平均が反落し、ドル・円は値を下げる展開となった。


足元でランチタイムの日経平均先物が下げ渋っていることから、ドル・円は午後の取引で底堅い値動きになると予想する。


なお、ユーロ・ドルはもみあい、1.0879ドルから1.0900ドルで推移。また、ユーロ・円は上げ渋り、133円80銭から133円94銭で取引された。

【要人発言】
・米アーネスト報道官(ホワイトハウス)
「2017年末までにテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」を殲滅できないだろう」

【経済指標】
・10月機械受注:前月比+10.7%(予想:-1.5%、9月:+7.5%)
・中・11月消費者物価指数:前年比+1.5%(予想:+1.4%、10月:+1.3%)
・中・11月生産者物価指数:前年比-5.9%(予想:-6.0%、10月:-5.9%)

《TY》

 提供:フィスコ

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