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【材料】ストリームがマドを開けて急落、第3四半期累計の営業利益2億6700万円も利益水準鈍化を嫌気

 PC、家電の低価格販売サイト「ECカレント」を運営するストリーム<3071>がマドを開けて急落。きょうは11月17日以来の180円割れとなる場面があった。同社は8日引け後、16年1月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は168億6800万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は2億6700万円(同2.2倍)で着地した。

 ただ、第3四半期(8~10月)のみの営業利益でみると3700万円にとどまっており、きょうは利益水準の鈍化を嫌気した売りが膨らんでいるようだ。インターネット通販事業では、売れ筋商材の確保とアイテム数の充実による在庫の適正化及び、市場価格への迅速な対応等の施策の継続、外部サイト別では「楽天市場」「YAHOO!JAPANショッピング」を中心とした大型イベントへの積極的な取り組みが順調な売上確保の要因となったとしているほか、同社メーンサイトのECカレントは、リピート顧客の掘り起こしを目的としたポイントプレゼント企画や「16周年セール」を実施し、受注件数の増加に繋がっているとしている。

 据え置かれた通期の連結営業利益は3億7400万円(前期比33.7%増)の見通しで、第3四半期終了時点での進捗率は71.4%となっている。
《MK》

株探ニュース



最終更新日:2015年12月10日 17時52分

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