【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アイスタイル、雪印メグ、日本郵政、トレンド
■アイスタイル <3660> 1,742円 +148 円 (+9.3%) 本日終値 東証1部 上昇率トップ
アイスタイル<3660>が急伸。同社は3日、40代を主なターゲットとした新メディア「A-Beauty(エイビューティ)」をスタート。このメディアはコスメ・化粧品の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の多種多様なデータベースからエイジング世代に必要なコンテンツをピックアップして提供するWebマガジンで、既存事業とのシナジーなどが期待されているようだ。また、同社に対する成長期待も依然として根強いもよう。11月4日に発表した16年6月期第1四半期(7~9月)の連結営業利益は4億9800万円(前年同期比2.7倍)となり、通期計画11億5000万円に対する進捗率は43.3%に達している。
■雪印メグミルク <2270> 3,045円 +130 円 (+4.5%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
雪印メグミルク<2270>が高値を更新。みずほ証券では、8月25日発売の機能性表示食品「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」がヨーグルト売上を牽引する他、家飲み需要の増加でおつまみとしてのプロセスチーズやナチュラルチーズも好調に推移していると指摘。16年3月期下期からの売上モメンタム拡大で、16年3月期第3四半期の営業利益は前年同期比71%増を予想し、通期営業利益は会社予想の120億円を上回る145億円と予想。レーティング「買い」を継続、目標株価を2830円から3790円に引き上げている。
■クミアイ化学工業 <4996> 1,097円 +43 円 (+4.1%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
3日、クミアイ化 <4996> が15年10月期の連結経常利益を従来予想の49億円→80億円に63.3%上方修正。増益率が14.2%増→86.5%増に拡大し、従来の35期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。米国を中心に海外で畑作用除草剤などの販売が好調に推移する中、イハラケミ <4989> の持分化に伴い、持分法投資利益26億円が発生することが利益を押し上げた。
■あさひ <3333> 1,364円 +39 円 (+2.9%) 本日終値
あさひ<3333>は3日続伸。同社はこの日、午後1時に11月度(10月21日~11月20日)の月次営業速報を発表、全店で前年同月比13.4%増、既存店で同4.6%増と、既存店では2カ月連続での増収となった。11月5日に彦根店(滋賀県)、11月19日に各務原店(岐阜県)を新規出店している。
■日本水産 <1332> 438円 +11 円 (+2.6%) 本日終値
日本水産<1332>が逆行高。大手国内証券のレーティング格上げが買い手掛かり材料になっているようだ。大和証券では日本水産のリポートを作成、同証券のアナリストは「食品事業の収益改善を反映し、投資判断を引き上げ」としてレーティングを「3」から「2」へ格上げ、目標株価を360円から500円に引き上げている。食品事業の改善がポジティブであることに加え、現在は織り込んでいないサーモン市況の上昇があれば更なる増額修正余地があると解説している。きょうは、ECB追加金融緩和のあと、欧米株式市場が大幅安になっており日本株も大幅安スタート。全面安の中でこうした買い手掛かり材料が逆行高にさせている。
■日本郵政 <6178> 1,972円 +34 円 (+1.8%) 本日終値
日本郵政<6178>は小幅ながら続伸し上場後の高値を更新。日経平均が一時380円の下げをみせるなか、その間隙を縫って異彩の強さをみせている。きょうで上場後1カ月を迎えるが、公開価格1400円に対し1631円で生まれ、セカンダリーでも順調に上値を追っている。3日に3億8330万株の国内最大規模となる自社株買いを行った。株主還元姿勢に買い安心感がありNISA枠を使って中長期スタンスで保有したいという新たな個人投資家資金などを取り込んでいる。指標面では2.3%超の配当利回りと0.6倍前後の低PBRが拠りどころとなっているほか、今月29日はTOPIX組み入れも予定されるなど株式需給面での追い風も意識されている。
■セプテニHD <4293> 2,285円 +35 円 (+1.6%) 本日終値
セプテーニ・ホールディングス<4293>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が3日付でレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を2400円から3000円へ引き上げた。検索広告やDSP(Demand-Side Platform)ではなくフェイスブックへ注力するなど、ネット広告代理店として「伸びる媒体の目利き力」が最大の強みと評価。同証券では今16年9月期通期連結営業利益を従来予想の42億8400万円(前期実績27億5400万円)から45億1200万円へ、来期予想を51億6400万円から56億2300万円へ引き上げている。
■トレンドマイクロ <4704> 5,230円 +10 円 (+0.2%) 本日終値
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が3日付でトレンド <4704> の投資判断「オーバーウェイト(強気)」を継続し、目標株価を5000円→5850円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、クラウドベンダーと連携し好調に推移するクラウド関連ビジネスに加え、米ヒューレットパッカード社からセキュリティ事業であるTippingPoint事業を買収したことにより、長期的な成長期待が高まると評価している。
株探ニュース
アイスタイル<3660>が急伸。同社は3日、40代を主なターゲットとした新メディア「A-Beauty(エイビューティ)」をスタート。このメディアはコスメ・化粧品の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の多種多様なデータベースからエイジング世代に必要なコンテンツをピックアップして提供するWebマガジンで、既存事業とのシナジーなどが期待されているようだ。また、同社に対する成長期待も依然として根強いもよう。11月4日に発表した16年6月期第1四半期(7~9月)の連結営業利益は4億9800万円(前年同期比2.7倍)となり、通期計画11億5000万円に対する進捗率は43.3%に達している。
■雪印メグミルク <2270> 3,045円 +130 円 (+4.5%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
雪印メグミルク<2270>が高値を更新。みずほ証券では、8月25日発売の機能性表示食品「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」がヨーグルト売上を牽引する他、家飲み需要の増加でおつまみとしてのプロセスチーズやナチュラルチーズも好調に推移していると指摘。16年3月期下期からの売上モメンタム拡大で、16年3月期第3四半期の営業利益は前年同期比71%増を予想し、通期営業利益は会社予想の120億円を上回る145億円と予想。レーティング「買い」を継続、目標株価を2830円から3790円に引き上げている。
■クミアイ化学工業 <4996> 1,097円 +43 円 (+4.1%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
3日、クミアイ化 <4996> が15年10月期の連結経常利益を従来予想の49億円→80億円に63.3%上方修正。増益率が14.2%増→86.5%増に拡大し、従来の35期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。米国を中心に海外で畑作用除草剤などの販売が好調に推移する中、イハラケミ <4989> の持分化に伴い、持分法投資利益26億円が発生することが利益を押し上げた。
■あさひ <3333> 1,364円 +39 円 (+2.9%) 本日終値
あさひ<3333>は3日続伸。同社はこの日、午後1時に11月度(10月21日~11月20日)の月次営業速報を発表、全店で前年同月比13.4%増、既存店で同4.6%増と、既存店では2カ月連続での増収となった。11月5日に彦根店(滋賀県)、11月19日に各務原店(岐阜県)を新規出店している。
■日本水産 <1332> 438円 +11 円 (+2.6%) 本日終値
日本水産<1332>が逆行高。大手国内証券のレーティング格上げが買い手掛かり材料になっているようだ。大和証券では日本水産のリポートを作成、同証券のアナリストは「食品事業の収益改善を反映し、投資判断を引き上げ」としてレーティングを「3」から「2」へ格上げ、目標株価を360円から500円に引き上げている。食品事業の改善がポジティブであることに加え、現在は織り込んでいないサーモン市況の上昇があれば更なる増額修正余地があると解説している。きょうは、ECB追加金融緩和のあと、欧米株式市場が大幅安になっており日本株も大幅安スタート。全面安の中でこうした買い手掛かり材料が逆行高にさせている。
■日本郵政 <6178> 1,972円 +34 円 (+1.8%) 本日終値
日本郵政<6178>は小幅ながら続伸し上場後の高値を更新。日経平均が一時380円の下げをみせるなか、その間隙を縫って異彩の強さをみせている。きょうで上場後1カ月を迎えるが、公開価格1400円に対し1631円で生まれ、セカンダリーでも順調に上値を追っている。3日に3億8330万株の国内最大規模となる自社株買いを行った。株主還元姿勢に買い安心感がありNISA枠を使って中長期スタンスで保有したいという新たな個人投資家資金などを取り込んでいる。指標面では2.3%超の配当利回りと0.6倍前後の低PBRが拠りどころとなっているほか、今月29日はTOPIX組み入れも予定されるなど株式需給面での追い風も意識されている。
■セプテニHD <4293> 2,285円 +35 円 (+1.6%) 本日終値
セプテーニ・ホールディングス<4293>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が3日付でレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を2400円から3000円へ引き上げた。検索広告やDSP(Demand-Side Platform)ではなくフェイスブックへ注力するなど、ネット広告代理店として「伸びる媒体の目利き力」が最大の強みと評価。同証券では今16年9月期通期連結営業利益を従来予想の42億8400万円(前期実績27億5400万円)から45億1200万円へ、来期予想を51億6400万円から56億2300万円へ引き上げている。
■トレンドマイクロ <4704> 5,230円 +10 円 (+0.2%) 本日終値
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が3日付でトレンド <4704> の投資判断「オーバーウェイト(強気)」を継続し、目標株価を5000円→5850円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、クラウドベンダーと連携し好調に推移するクラウド関連ビジネスに加え、米ヒューレットパッカード社からセキュリティ事業であるTippingPoint事業を買収したことにより、長期的な成長期待が高まると評価している。
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