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2015年12月03日16時04分

【特集】ジェイテック Research Memo(4):通期業績は増収、利益は大幅な増益を見込む


■2016年3月期予想

ジェイテック<2479>の2016年3月期の連結業績予想は期初予想からの変更はない。売上高が前期比8.2%増の3,621百万円、営業利益が同68.0%増の133百万円、経常利益が同69.8%増の132百万円、当期純利益が同89.7%増の110百万円となっている。これは、現在進行中の中期経営計画における16年3月期の業績目標と同じ数値である。ちなみに進行中の中期経営計画は2018年3月期に売上高4,223百万円、営業利益190百万円、経常利益190百万円、当期純利益152百万円を目標としている。

繰り返しになるが、同社の足元の課題は人材不足であり、原因が明確である。また、藤本社長は技術者派遣のビジネスを40年以上にわたり手掛けている。同氏によれば、景気が回復する局面では、特に次の企業成長のカギを握る技術者の確保が困難になり、しわ寄せは派遣企業に来るという歴史を何度も繰り返してきたという。今回の課題も、逆風の環境を何度も乗り越えてきた経験と、健全な財務の裏付けから対応可能としている。また、藤本社長は長期安定成長を経営の柱に据えており、今回の課題を中長期的な安定成長実現の好機と捉え、対応策を次々と打ち出している。

2016年3月期通期の予想に関しては、第2四半期業績の数値から見ると達成がかなり厳しいと考えざるを得ないが、同社は具体的なコメントはしていないものの、今のところ、達成は不可能ではないと考えているようである。最大の要因は、今回の課題への対応策として、現在取り組んでいる様々な施策の中で、特に新規事業である自社開発技術が下半期に大きな収益を生み出す可能性がゼロではないためである。そこで、以下にこれらの施策に関して説明する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)

《HN》

 提供:フィスコ

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