市場ニュース

戻る
2015年12月01日16時57分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年12月1日

 12月最初の取引となる本日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前日比264円高の2万12円で、8月20日以来の2万円大台回復となった。法人企業統計による設備投資の伸び加速や、1ドル=123円台まで一時進んだ円安を好感し、1日を通して順調に上げ幅を拡大させていった。この日も先物買いが主導する形で現物の商い(東証1部の出来高)は20億株とやや控えめ。一段の上値追いには実需がもう少し欲しいところでもある。

 昨日の米国市場は消費関連に弱い数字が出てダウ平均は続落した。感謝祭明けからの年末商戦の盛り上がりが今ひとつと見られ小売株の売りにつながった。ただ、相場の基調を変えるほどの売り物は出ていない。市場の関心は3日のECB理事会と週末の雇用統計へと移っている。さて、本日の東京市場は円安進行でそこそこの上昇は見込まれていたが、寄り前に発表された法人企業統計の設備投資の伸び加速が追い風となり、日経平均はトントン拍子に1万9900円台を回復した。その後も中国の経済指標が悪かったにも関わらず高値を維持。外国人の先物買いや主力株の買い戻しなどで、大引けには2万円台を回復するまでの相場に発展した。実際、ここまで上げるほどの材料は見られなかったが、先物主導で上げるちょっと不思議な構図が復活したような印象。明日も2万円絡みの展開となりそうだ。個別では法人企業統計の設備投資の伸びでファナック <6954> 、コマツ <6301> など機械関連株が上昇。株式分割を発表したリニカル <2183> は一時ストップ高する人気に。個別では年末特有のもちつき相場が始まっているようだ。(ストック・データバンク 編集部)

【関連記事・情報】

日経平均