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【市況】日経平均は3日ぶり大幅反発、約3ヶ月半ぶりに2万円台回復/相場概況


日経平均は3日ぶり大幅反発。30日の米国市場では、週後半に重要イベントを多く控えて様子見ムードが強いなか、NYダウは78ドル安となった。ただ、円相場が円安方向に振れていたほか、寄り付き前に発表された法人企業統計で設備投資が市場予想を大幅に上回る内容だったことが好感され、日経平均は51円高からスタートした。寄り付き後も上げ幅を広げ、買い一巡後は19900円台前半でのもみ合いが続いた。大引けにかけてインデックスに絡んだ買いが入り、日経平均は約3ヶ月半ぶりに2万円台を回復した。

大引けの日経平均は前日比264.93円高の20012.40円となった。東証1部の売買高は20億5018万株、売買代金は2兆4304億円だった。業種別では、電気・ガス業が3%を超える上昇となったほか、鉄鋼、機械、証券が上昇率上位だった。一方、下落したのは倉庫・運輸関連業のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、ファナック<6954>など売買代金上位は全般堅調。村田製<6981>や日東電<6988>が3%超、ルネサス<6723>が5%超の上昇に。また、リニカル<2183>、東京綱<5981>、サニックス<4651>などが東証1部上昇率上位となった。一方、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、日本郵政<6178>などが軟調。日産自<7201>は2%近い下落に。また、ハローズ<2742>、長野計器<7715>、ライオン<4912>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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