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【材料】米系大手証券、総合電機セクターでは富士通と日立に注目

 ゴールドマン・サックス証券の総合電機セクターのリポートでは、株式市場では中国・新興国の需要減速リスクはいったん株価に織り込まれたとの見方が広まっているが、実際の業績鈍化はこれから顕在化すると指摘。
 エクスポージャーが大きい銘柄に対しては慎重な見方を継続し、注目銘柄として、国内を中心とするITサービス事業の堅調な拡大が期待できる富士通<6702>、グループ再編などの可能性がある日立製作所<6501>を紹介。
 そのほかでは、三菱電機<6503>は強固な収益構造を持ち合わせている点は評価できるも、強気に転じるのは時期尚早とみて、ルネサスエレクトロニクス<6723>は増収による増益機会を評価できる時期が徐々に近づきつつあると解説。OKI<6703>は代替販売チャネル構築に1年以上かかると想定、ローム<6963>は資本コストを上回るリターン確保が当面見えないとして、ヤマハ<7951>は自社株買いの可能性を考慮しても割高との見解を示している。
《MK》

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