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【材料】ケミプロ化成が値幅制限上限で張り付く、昨年の有機EL大相場がフラッシュバック

 ケミプロ化成<4960>が値幅制限上限でカイ気配に張り付いている。製紙用薬剤や有機電子材料に展開しており技術力の高さに定評がある。昨年3月には有機ELをテーマに大相場を形成し、株価は130円近辺から400円台まで急騰した経緯がある。福島に新設した有機EL素材工場ではスマートフォン用などの需要拡大に対応、国内外で販路開拓用のサンプル出荷を進捗させている。元来、売り物薄で物色人気に火がつくと値を飛ばしやすい株価特性を持っており、今回、米アップルがiPhoneの表示装置として有機ELパネルを採用するとの報道を受け、昨年の大相場が投資家の脳裏にフラッシュバックされる格好となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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