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【経済】露外相がトルコに質問「戦闘機撃墜、米国の同意を得たか」


中国メディアはこのほど、トルコが25日にロシアの戦闘機を撃墜した事件について、ロシア側がこの事件の背後に第三国の挑発があったとみていると報じた。ただ、ロシア側はトルコとの戦争を望んでいないことを強調した。また、トルコのエルドアン大統領も、ロシアとの関係悪化は望まない考えを表明した。

ロシアのラブロフ外相は、両国民の友好関係が今回の事件によって悪化しないとの見方を示した一方、トルコと署名した一連の協議をもう一度見直す可能性があると発言した。また、同外相は、ロシア戦闘機を撃墜する前に米国からの同意を得たかどうかについてもトルコ側に質問したと報じられた。ただ、トルコ側はこの質問についての回答を控えたという。

ラブロフ外相は、北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)が今回の事件に対する反応がおかしい点が多々存在していると指摘。トルコがロシアの戦闘機を撃墜したことを隠蔽しようとする行動が目立っていると批判した。また、ロシア政府は、今回の戦闘機撃墜が国際法に違反しており、ロシアに対する非常に友好的ではないと反発した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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