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【通貨】欧州為替:感謝祭控え閑散商い、地政学リスクで方向感出にくい


『米株式市場』


24日のNY市場は上昇。トルコ軍機によるロシア軍機撃墜を受けて地政学的リスクへの警戒感から売りが先行。11月消費者信頼感指数が予想を下振れ、下げ幅を拡大したものの、堅調な原油相場が好感され午後になって上昇に転じた。ダウ平均は19.51ドル高の17812.19、ナスダックは0.33ポイント高の5102.81。


26日は米国市場が感謝祭の祝日で休場となる。27日は感謝祭翌日の「ブラック・フライデー」となり、クリスマス商戦の始まりを告げる。祝日を前に市場参加者が限られるなか、閑散な取引になりそうである。また、クリスマス商戦への期待などが高まりやすいところではあるが、地政学リスクなど外部環境が不透明であり、方向感の出難い相場展開になろう。


なお、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、新規失業保険申請件数(先週)、個人所得(10月)、個人消費支出(10月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(10月)、耐久財受注(10月)、FHFA住宅価格指数(9月)、消費者信頼感(先週)、新築住宅販売件数(10月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(11月)が予定されている。消費関連や住宅関連の指標などは前月を上回ると予想されており、予想通りとなれば好感されることになりそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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