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【通貨】明日の為替相場見通し=米GDP改定値の結果注視

 あすの外国為替市場のドル円相場は、今晩発表の米国内総生産(GDP)改定値の結果などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=121円80~123円00銭。この日は東京市場が連休明けで3日ぶりの取引となったが、朝方から122円台後半での一進一退が続き、夕方に入り122円50銭前後のドル安・円高方向に振れた。依然、米国の12月利上げ観測が市場の焦点であり、GDP改定値が強めの結果なら、利上げの公算が一段と高まりそうだ。市場では速報値の前期比年率1.5%成長に対し、確定値は2.1%成長へと上方修正されるとの予想が出ている。2%台に修正されれば、利上げの可能性が膨らみドル買いが優勢となる可能性もある。また、今晩は消費者信頼感指数やコアPCEデフレーターなども発表される。また、前日のニューヨーク市場で一時約7カ月ぶりの水準に下落したユーロの動向も市場では高い関心を呼んでいる。(岡里英幸)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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