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【通貨】外為サマリー:1ドル122円台後半で方向感に欠く、米7~9月期GDP改定値に注目

 24日の外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=122円67銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円44銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は122円70銭台を中心とした一進一退が続いた。日経平均株価も全般小幅な値動きが続くなか、為替相場はやや方向感に欠ける展開となった。今晩は米7~9月期国内総生産(GDP)改定値の発表がある。速報値の1.5%成長に対して改定値は2.1%に上方修正されるとの予想が市場に出ている。GDP改定値が上方修正された場合、12月利上げの可能性はさらに高まりそうだ。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0632ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安で推移。ユーロは前日のニューヨーク市場で1.0590ドル前後と約7カ月ぶりのユーロ安水準に下落。ユーロ圏の景気に不透明感が出るなか、この日発表のドイツ11月Ifo景況感指数の結果などが関心を集めている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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