【市況】マザーズ指数は4日続伸、IPOではロゼッタが2日目も値付かず/マザーズ市況
本日のマザーズ市場では、直近3日でマザーズ指数が5%近く上昇していたこともあり、3連休を控え利益確定売りが強まる場面があった。ただ、日経平均が2万円台を前にもみ合いとなるなか、依然出遅れ感のあるマザーズ銘柄には水準訂正を狙った買いが入り、堅調に推移した。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で970.17億円。騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり94銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、サイバダイン<7779>、ミクシィ<2121>、メディア<3815>、アクセルマーク<3624>、PD<4587>などが堅調。市場変更を発表したスノーピーク<7816>がストップ高まで上昇したほか、ラクーン<3031>、シュッピン<3179>、ブランジスタ<6176>などの上昇も目立った。一方、マザーズ売買代金トップのOTS<4564>や、SOSEI<4565>、FFRI<3692>、地盤ネットHD<6072>、AppBank<6177>などが軟調。また、前日ストップ高となっていたAPLIX<3727>やファーマF<2929>のほか、クロスマーケ<3675>などがマザーズ下落率上位となった。
なお、あんしん保証<7183>は上場2日目の本日、公開価格の約3.9倍となる初値を付けた。また、ロゼッタ<6182>は2日目も買い気配のまま初値が付かなかった。
《HK》
提供:フィスコ