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【市況】東京株式(寄り付き)=利益確定売りに反落スタート

 20日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比59円安の1万9800円と反落。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数とも小幅安と方向感を欠いており、前日まで日経平均が3日続伸していた東京市場でも目先利益を確定する動きが先行している。きょうが3連休前の週末ということもあって買い手控え感が強い。外国為替市場では1ドル=122円台後半の推移と円高方向に振れており輸出主力株には逆風となっている。ただ、ECBが19日開示した10月22日開催分の議事要旨は追加緩和の可能性を示唆するもので、世界的な株高に向けた後押し材料ともなる。押し目では個人投資家などを中心に買い意欲も強く、11月に入り外国人投資家も買い越し姿勢を強めていることもあって、下値は限定的とみる声も強い。寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりは鉱業、紙パルプ、食料品など6業種にとどまっている。値下がりで目立つのは、ガラス土石、輸送用機器、銀行、水産、その他金融など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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