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【市況】東京株式(前引け)=欧州株高受け続伸も上値に重さ

 18日前引けの日経平均株価は前日比155円高の1万9785円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億7282万株、売買代金概算は1兆956億円。値上がり銘柄数は1055、対して値下がり銘柄数は704、変わらずは155銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株が大きく買われ不安心理が後退したことや、為替が円安水準でもみ合っており、引き続き買いが先行した。ただ、寄り付き直後に1万9840円まで上値を伸ばした後は、目先の利益確定売りに押され伸び悩んでいる。前場の売買高は10億株を割り込んでおり、日銀金融政策決定会合の結果や米FOMCの議事要旨発表を控え、積極的な売買は手控えられている。
 個別ではファーストリテイリング<9983>が買われ、塩野義薬<4507>も高い。ダイキン<6367>、SUMCO<3436>も物色人気に。ユニオンツール<6278>、イソライト<5358>、ダイキョー<4246>が値を飛ばし、関電化<4047>も高い。一方、東北電<9506>が大幅安、鬼怒ゴム<5196>、DMG森精機<6141>も大きく値を下げた。ゆうちょ銀行<7182>も軟調な動き。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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