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【材料】オプティム---第2四半期の営業利益は50%増、IoTプラットフォームサービスが好調


オプティム<3694>は11月13日、2016年3月期の第2四半期(累計)決算を発表した。売上高は前期比33.9%増の12.29億円、営業利益は同50.3%増の2.76億円と増収増益。営業利益の通期計画5億円に対する進捗率は55.2%に達した。

同社はネットワーク上の様々な端末を一括で運用・管理するIoTプラットフォームサービスを提供しており、企業がスマートフォン、タブレット、PCを導入した際に必要となる「セキュリティ対策」や「IT環境設定」の手間を解決するサービス「Optimal Biz」などが高シェアを誇る。法人分野でのスマートフォン・タブレットの普及が一層進み、順調にライセンスの収入が積み上がっている。

同社の収益モデルは、月額課金制の積み上がりライセンス収益を中心としており、また、一部カスタマイズも年度末に集中することから、下期偏重傾向。上方修正はないものの、営業利益の進捗率は55.2%に達し、第2四半期累計業績を考慮すれば、今後、通期業績予想の上方修正も視野に入る。

《SF》

 提供:フィスコ

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