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【市況】東京株式(前引け)=連騰疲れで反落も売り圧力限定的

 13日前引けの日経平均株価は前日比174円安の1万9523円と反落。前場の東証1部の売買高概算は11億5064万株、売買代金概算は1兆2832億8000万円。値上がり銘柄数は454、対して値下がり銘柄数は1349、変わらずは110銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場がNYダウ、ナスダック指数ともに大幅な下げとなり、ここ日経平均は連騰で短期過熱感があっただけに利益確定売りがかさむ展開となった。12月の米利上げ観測について相場は大方織り込んできたが、最近の原油や金など、商品市況下落によりリスクオフの流れが意識されている。きょうはオプションSQ算出日にあたり売買高は増勢となっているが、週明け16日に7~9月の国内実質GDP発表を控えていることで、様子見ムードが漂っている。もっとも売り圧力も限定的であり、日経平均は一時1万9300円台まで下げた後、前引けは1万9500円台まで戻した。
 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファナック<6954>も値を下げた。ソニー<6758>も軟調。イマジカロボ<6879>が急落、東芝<6502>、ナカノフドー<1827>が大幅安。THK<6481>の下げもきつい。半面、日本郵政<6178>が売買代金トップで高い。ケネディクス<4321>も上昇した。カドカワ<9468>が急伸、ネクスト<2120>、日清食HD<2897>なども値を飛ばしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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