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【材料】<前場の注目銘柄>=日ゼオン、新機能性材料など需要拡大へ

 日本ゼオン<4205>は4日、スーパーグロース(SG)法を用いたカーボンナノチューブ(CNT)の世界初の量産工場が稼働したことを明らかにした。

 CNTは日本が世界をリードしている材料で、軽量・高強度、電気や熱の伝導率の高さが特徴。SG法は高速・大量合成が可能で、新機能性材料や次世代デバイスなどへの応用が期待でき、その需要拡大が見込まれる。

 なお、10月29日に発表した16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益は165億1800万円(前年同期比13.8%増)となり、通期計画320億円に対する進捗率は51.6%と順調。採算性重視の取り組みなどが功を奏している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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