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【材料】Dアクシス---3Qは4.5%増収、建設関連業者向けに住宅機器関連の販売が好調


水関連の環境事業を手掛けるダイキアクシス<4245>は12日、第3四半期累計(2015年1-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比4.5%増の241.62億円、営業利益が同19.7%減の5.78億円、経常利益が同14.9%減の6.81億円、純利益が同15.7%減の3.47億円となった。

売上面では、住宅機器関連で建設関連業者等に対する販売が堅調だったことが奏功した。利益面では、住宅機器関連が増益となったものの、環境機器関連で固定資産償却期間の短縮化による償却額が一時的に増加したことなどが影響した。

通期業績予想は従来計画を据え置いている。売上高が前期比1.6%増の320.00億円、経常利益が同11.0%増の9.00億円、経常利益が同11.6%増の10.50億円、純利益が同14.4%減の6.30億円を見込んでいる。

同社は、水環境事業を柱に展開する環境創造開発型企業である。前身のダイキ時代から水処理技術や住宅機器の販売・施工などで培ってきた経営資源に加えて、M&Aで獲得した技術・製品や顧客基盤を生かして、独自発想による複合的な新規事業を積極的に行っている。

《SF》

 提供:フィスコ

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