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【市況】日経平均は大幅に4日続伸、堅調な米雇用を受けて19600円台回復(訂正)/相場概況


下記のとおり修正します。
(誤)ゆうちょ銀行<7182>とかんぽ生命保険<7181>が3%安
(正)ゆうちょ銀行<7182>とかんぽ生命保険<7181>が2%安

日経平均は大幅に4日続伸。6日の米国市場では、予想を上回る10月雇用統計の結果を受けて年内利上げへの思惑が高まった。為替相場が1ドル=123円台まで円安方向に振れ、シカゴ日経225先物清算値は19460円となったことから、本日の日経平均もこれにサヤ寄せする格好で145円高からスタートした。銀行株や輸出関連株を中心に買いが広がり、日経平均は取引時間中としては8月21日以来約2ヶ月半ぶりに19600円台を回復した。後場には一時19684.41円(前週末比418.81円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前週末比377.14円高の19642.74円となった。東証1部の売買高は25億1472万株、売買代金は2兆9983億円だった。業種別では、保険業と精密機械が4%を超える上昇となったほか、銀行業、その他金融業が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業、非鉄金属の2業種のみだった。

個別では、みずほ<8411>が3%高、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>が4%高とメガバンク株が買われたほか、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>などが堅調。前週末に決算発表したNTT<9432>は4%高、第一生命<8750>やミネベア<6479>は5%高に。また、上期決算が市場予想を大幅に上回ったオリンパス<7733>がストップ高まで買われ東証1部上昇率トップ。その他、生化学<4548>、日写印<7915>が上昇率上位となった。一方、日本郵政<6178>が3%安、ゆうちょ銀行<7182>とかんぽ生命保険<7181>が2%安とそろって続落。ソフトバンクグ<9984>、三井不<8801>も軟調だった。7日(土)に異例の決算発表を行った東芝<6502>は7%超の下落に。また、通期業績予想を下方修正したアシックス<7936>が18%安と急落し、東証1部下落率2位にランクイン。その他、JUKI<6440>、DOWA<5714>が下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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