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【市況】週間形状のマド埋めを意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 6日のNY市場は上昇。10月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る27.1万人増となったほか、失業率も前月比5.0%に低下したことで年内利上げへの警戒感が高まった。為替相場でドル高が進行する一方で、金利上昇で恩恵を受けるとの思惑から金融関連株が幅広く買われ、終日売り買いが交錯する展開となった。ダウ平均は46.90ドル高の17910.33、ナスダックは19.38ポイント高の5147.12。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の19460円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から買いが先行しよう。円相場は1ドル123円台に乗せてきており、円安基調が一段と強まる可能性なども追い風になりそうだ。週間形状では8月の調整局面で空けていたマド(19136-19435円レベル)を埋めてくる可能性がある。また、19533円処で推移する26週線が意識されてくる展開が期待される。ボリンジャーバンドの+2σを上回ってくることで短期的な過熱感が意識されそうだが、バンドの拡大に沿ったトレンド形成が期待される。19350-19500円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19350円-下限 19500円

《TM》

 提供:フィスコ

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