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2015年11月05日15時35分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):古河電、アイスタイル、かんぽ生命、横河電

■古河電気工業 <5801>  241円  +33 円 (+15.9%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 4日、古河電 <5801> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比11.1%増の79.4億円に伸び、従来の23.1%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料。自動車部品で円安によるコスト増加があったものの、北米での光ファイバー・ケーブル事業や機能樹脂製品事業、電池事業の好調で補い、上振れ着地につながった。

■アイスタイル <3660>  1,154円  +138 円 (+13.6%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 4日、アイスタイル <3660> が決算を発表。16年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益が前年同期比2.8倍の4.9億円に急拡大して着地したことが買い材料。マーケティング事業で主力の化粧品の口コミサイト「@cosme」の広告収益が大きく伸びたことが寄与。化粧品のECサイトや店舗の売上が好調だった小売事業も大幅増益に貢献した。第1四半期だけで、通期計画の11.3億円に対する進捗率が43.1%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■かんぽ生命保険 <7181>  3,890円  +460 円 (+13.4%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 5日午前の東京株式市場で、かんぽ生命保険<7181>に買いが継続し一時、前日比690円高の4120円まで買い進まれ4000円台に乗せてきた。4120円は、公開価格の2200円に対して87.3%の上昇となる。

■横河電機 <6841>  1,445円  +114 円 (+8.6%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 横河電機<6841>が続急伸。同社は4日取引終了後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は2021億7400万円(前年同期比9.7%増)、営業利益は204億6200万円(同98.9%増)、最終利益は160億6100万円(同2.1倍)だった。中東などでエネルギープラント向け制御機器の保守メンテナンス需要を取り込んだ。為替の円安メリットも寄与し、営業利益、最終利益ともに前年同期比で倍増と高変化を示したことで、これがポジティブサプライズとなった。業績予想は従来見通しを据え置いているが、通期最終利益230億円(同33.5%増)予想に対する第2四半期時点での進捗率は70%となっている。

■ユアテック <1934>  1,194円  +92 円 (+8.4%)  本日終値
 ユアテック<1934>が大幅高、年初来高値を更新。親会社である東北電力<9506>の設備投資増強を追い風に、省エネ改修工事の提案営業強化で需要を確保している。東北電力は電気料金引き上げや合理化努力で16年3月期は3期連続で最終黒字を確保する見通しにあり、売上高依存比率4割の同社にも間接的に恩恵が及ぶ。また、同社は首都圏の都市開発案件でも収益機会をとらえ受注も増勢だ。受注単価上昇で売上総利益率の改善も鮮明となり16年3月期営業利益85億円(前期比24%減)から120億円(同6.8%増)に大幅増額修正、一転増益見通しに変わったことを受け、波状的な買いが観測されている。

■UACJ <5741>  264円  +20 円 (+8.2%)  本日終値
 UACJ<5741>が続伸。同社は4日の取引終了後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は従来予想の2900億円に対して2913億8300万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は70億円に対して88億9100万円(同31.9%減)、純利益は30億円に対して43億3100万円(同22.2%減)と計画超で着地、これを好感する動き。在庫増減によるコストの期ずれなどが影響している。 通期業績は売上高6100億円(前期比6.5%増)、営業利益170億円(同28.2%減)、純利益60億円(同30.6%減)の従来見通しを据え置いた。

■サンゲツ <8130>  2,095円  +138 円 (+7.1%)  本日終値
 5日に発表した「サンゲツ、自社株の買付と消却を発表」が買い材料視された。自己株式取得に係る事項の決定および自己株式の消却に関するお知らせ
  ⇒⇒サンゲツの会社開示情報を見る

■JT <2914>  4,442円  +284 円 (+6.8%)  本日終値
 JT<2914>が大幅続伸。同社は昨日引け後、15年12月期第3四半期累計の連結決算(1~9月)と増配を発表。売上収益は1兆6884億6800万円(決算期変更のため前年同期との比較なし)に、営業利益は4559億100万円となり、1株当たりの期末配当予想は10円引き上げ64円にすることとなった。売り上げについては国内たばこ事業において総需要減少による減収はあるものの、その他各事業が増収。営業利益は、国内たばこ事業の競争力強化施策に伴う不動産除却損等の計上及び不動産売却益の減少により前年同一期間比352億円減益となっており、配当については、中長期的な成長戦略の実施状況や連結業績を踏まえ増配を決定。これを受け、モルガン・スタンレーMUFG証券では「増配は若干ポジティブ」、SMBC日興証券では「通期業績に余裕」、クレディ・スイス証券では「印象良し」、ゴールドマン・サックス証券では「業績は想定以下も配当予想引き上げは好印象」、野村証券では「増配、配当性向引き上げで懸念払しょく」、UBS証券では「驚きはないが堅調な業績」と、前向きな評価が相次いでいる。

■加賀電子 <8154>  1,758円  +112 円 (+6.8%)  本日終値
 4日に決算を発表。「今期経常を一転微増益に上方修正」が好感された。加賀電子 <8154> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比21.8%増の44.2億円に伸びた。
  ⇒⇒加賀電子の詳しい業績推移表を見る

■NTT都市 <8933>  1,213円  +75 円 (+6.6%)  本日終値
 NTT都市開発<8933>が3日ぶりに反発している。同社は4日取引終了後に、16年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益は従来の250億円から350億円(前期比40.9%増)に引き上げた。営業収益も1680億円から1800億円(同18.4%増)に増額修正。物件売却の拡大や都心マンションなどの引き渡しにより利益率が改善していることを踏まえ見直した。また、同日にはホテル・リゾート事業の強化などを目的に、ひらまつ<2764>と資本業務提携したと発表。ひらまつの発行済み株式総数の3%にあたる150万株を取得する。

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