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【経済】中国:情報保護人材が不足、「ハッカー」が高収入職の推薦枠獲得


2015年ISG情報安全技能競技組織委員会はこのほど、中国の東華大学で行われた大規模な公益活動「人材嘉年華」において、技術挑戦競技会を実施した。その結果、大学生の「ハッカー」が年収30万人民元(約570万円)、50万人民元(約950万円)といった高収入職の推薦枠を獲得した。中国では情報保護の専門人材が50万人以上も不足。向こう数年で毎年2万人以上の人材が必要になると予測されている。澎湃新聞網が伝えた。

上海社会科学院情報研究所と上海市情報安全行業協会がこのほど共同で作成した「中国情報安全専業人材調査研究報告」によると、中国の情報保護に関する技術・研究開発能力は先進国に比べて不足している。コア技術・製品の情報保護ができているかどうかを判断する技術が欠落していることから、重大な情報漏えいを発見できないという。

同報告によると、2013年6月時点で、中国では情報保護の専門人材が約5万人養成されているが、以前として50万人以上が不足している状況。また、専門人材が経済の発展した東部地域に集中していることも問題として指摘されている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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