市場ニュース

戻る
2015年11月02日16時20分

【市況】【↓】日経平均 大引け|399円安と4日ぶり反落、米株安・中国景気懸念で利益確定売り (11月2日)


日経平均株価
始値  18827.11
高値  18861.11(09:10)
安値  18641.22(12:46)
大引け 18683.24(前日比 -399.86 、 -2.10% )

売買高  21億7162万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4645億円 (東証1部概算)


-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は399円安と4日ぶりに大幅反落
 2.米株安、1ドル=120円台前半への円高進行を嫌気
 3.低調な中国製造業PMIを受け、中国景気減速を警戒
 4.東証33業種の全業種、東証1部の8割の銘柄が下落
 5.祝日、郵政3社上場を前に買い手控えムード


■東京市場概況

 前週末の米国市場では、模様眺め気分が強まる中、利益確定売りに押されてダウは92ドル安と続落した。

 週明けの東京市場では、日経平均は399円安と4日ぶりに大幅反落し、前週末に回復したばかりの1万9000円の大台を再び下回った。

 米株安、1ドル=120円台前半への円高進行、前週末の日銀追加緩和見送りを背景に、利益確定売りが優勢となった。前場取引時間中に発表された中国10月財新製造業PMIが好不況の分水嶺とされる「50」を8ヵ月連続で下回ったことも投資家心理を弱気に傾けた。

 世界景気の減速懸念を背景に新日鉄住金 <5401> や川崎汽 <9107> 、日通 <9062> 、日本紙 <3863> などの景気敏感株が下落。東ガス <9531> や三菱UFJ <8306> 、キリンHD <2503> 、住友不 <8830> といった内需関連株も売られ、東証1部の80%の銘柄が下落する全面安商状を呈した。

 前週末に騰落レシオ(25日平均)が137%に跳ね上がり、目先の過熱感が意識されたうえ、明日3日に祝日、4日に郵政3社上場を控えることも押し目買いの意欲を削ぐ結果につながった。日経平均は後場に先物主導で一時441円安まで下げ幅を拡大。終盤も本日の安値圏で軟調な推移に終始した。

 チャート面では、10月30日に75日移動平均線(1万9093円)、200日線(1万9210円)、一目均衡表の日足「雲」上限(1万9181円)と1万9100-9200円に集中するテクニカル・ポイントで上値を抑えられて反落した形となっている。

 日経平均への寄与度上位5銘柄は日東電 <6988> 、TDK <6762> 、ガイシ <5333> 、日電硝 <5214> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約27円。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、ファナック <6954> 、エーザイ <4523> 、アステラス <4503> 。押し下げ効果は約106円。うち46円はファストリ1銘柄によるもの。


 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)金属製品、(2)ガラス土石製品、(3)電気機器、(4)石油石炭製品、(5)証券商品先物。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)非鉄金属、(4)陸運業、(5)電気・ガス業。

■個別材料株

△リニカル <2183>
 上期最高益予想を50%上乗せ。
△トリドール <3397>
 今期税引き前を18%上方修正、配当も3.5円増額。
△アイビーシー <3920> [東証M]
 前期経常を一転35%増益、1→4の株式分割も実施。
△イビデン <4062>
 上期経常は一転7%増益で上振れ着地。
△CTS <4345> [東証2]
 5.1%を上限に自社株買いを実施。
△リソー教育 <4714>
 特設注意市場銘柄と監理銘柄の指定を解除。
△レオン <6272>
 今期経常を一転21%増益・28期ぶり最高益に上方修正。
△日東電 <6988>
 上期税引き前は40%増益、今期配当を10円増額。
△FCC <7296>
 上期税引き前が一転増益で上振れ着地。
△壱番屋 <7630>
 ハウス食GがTOBを実施。


▲キリンHD <2503>
 今期経常を7%下方修正。
▲UMN <4585> [東証M]
 今期最終を赤字拡大に下方修正。
▲宇徳 <9358>
 今期経常を35%下方修正。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)リソー教育 <4714> 、(2)FCC <7296> 、(3)エスエムエス <2175> 、(4)メック <4971> 、(5)テクマト <3762> 、(6)壱番屋 <7630> 、(7)トリドール <3397> 、(8)ステラケミ <4109> 、(9)メディシス <4350> 、(10)レオン <6272> 。

 値下がり率上位10傑は(1)宇徳 <9358> 、(2)日東工 <6651> 、(3)キムラタン <8107> 、(4)サンリオ <8136> 、(5)タケエイ <2151> 、(6)ルネサス <6723> 、(7)新光商 <8141> 、(8)タムロン <7740> 、(9)ヤフー <4689> 、(10)FPG <7148> 。


【大引け】

 日経平均は前日比399.86円(2.10%)安の1万8683.24円。TOPIXは前日比31.23(2.00%)安の1526.97。出来高は概算で21億7162万株。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は1529となった。日経ジャスダック平均は2556.14円(10.33円安)。

[2015年11月2日]

株探ニュース

【関連記事・情報】

日経平均