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【材料】京阪電鉄が続伸、国内大手証券では前期比での大幅増益は想定しにくいと分析

 京阪電気鉄道<9045>が続伸。買い優勢で始まり、高いところでは前日比25円高の864円まで上昇する場面があった。
 SMBC日興証券では、ホテルの基調は極めて好調で、京都、USJ旗艦ホテルの稼働率は90%台後半で推移し平均室料が上期で前年同期比10~20%上昇していると指摘。下期は複数の主要ホテルがリニューアルに入るため稼働低下で一時的に利益水準が低下するものの、リニューアル後はさらなるADR改善、利益水準の上昇が期待できると解説。
 16年3月期通期業績予想が増額されたことに関しては、基本的には不動産分譲利益の減少傾向などにより、通期の予想営業利益水準は15年3月期実績を下回るとみて、もう一段上乗せの可能性もあり得るが、前期比での大幅増益は想定しにくいと分析している。
《MK》

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