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【材料】ピエトロが下げ幅縮、下方修正前地点でも進捗率が高く「保守的」との見方も

 野菜用ドレッシングが収益柱のピエトロ<2818>が下げ幅を縮小。売り優勢で始まり、前日比95円安の1335円で寄り付いたものの、その後は押し目買いが優勢。下げ幅を縮小して推移している。
 同社は昨日引け後、16年3月期連結業績予想の下方修正を発表。通期の売上高は従来予想の100億円(前期比4.7%増)から97億円(同1.5%増)に、営業利益は同6億2500万円(同4.3%増)から5億2000万円(同13.2%減)に引き下げている。
 7月以降の野菜価格高騰の影響を受けて、食品事業の売り上げが予算を下回ったほか、創業35周年記念事業にかかる費用が予算比で増加したことも影響した。16年3月期第2四半期累計の営業利益は3億4600万円(前年同期比13.1%増)となっており、修正前の会社計画に対する営業利益進捗率でも55.3%と高水準で着地(修正後進捗率は65.7%)。
 一部で、下方修正前地点でも進捗率が50%を大きく上回ることから、「保守的な下方修正」との見方も出ているようだ。
《MK》

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