【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … MRT、富士通コン、プロシップ (10月27日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 テセック <6337>
16年3月期の連結経常利益を従来予想の3億5000万円→1億3000万円(前期は3億7400万円)に62.9%下方修正し、減益率が6.4%減→65.2%減に拡大する見通しとなった。
▲No.3 BSC <4793>
16年3月期の連結最終損益を従来予想の6.8億円の黒字→24億円の赤字(前期は200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.6 共同紙 <9849>
16年3月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→2000万円の黒字(前期は1500万円の赤字)に80.0%下方修正した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6337> テセック JQ -9.09 10/27 上期 赤転
<3763> プロシップ JQ -5.48 10/27 上期 0.42
<4793> BSC JQ -5.41 10/27 上期 赤転
<6034> MRT 東M -5.05 10/27 上期 4.90
<9691> 両毛システム JQ -4.01 10/27 上期 10.37
<9849> 共同紙 JQ -2.26 10/27 上期 赤縮
<6719> 富士通コン 東2 -1.73 10/27 上期 -27.00
<4832> JFEシステ 東2 -0.97 10/27 上期 14.85
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース