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【市況】【市場反応】米10月消費者信頼感指数/リッチモンド連銀製造業指数など


 外為市場では予想外に低下した米国の消費者信頼感指数を嫌いリスク回避の動きが再燃した。ドル・円は120円30-35銭で上値の重い展開。ユーロ・円は133円22銭から132円75銭まで下落し、日中安値を更新した。ユーロ・ドルは1.1079ドルから1.1033ドルへ下落。

米民間コンファレンスボードが発表した10月消費者信頼感指数は97.6と、8月以来の低水準となった。9月分も103.0から102.6へ下方修正された。

同時刻に発表された米国10月リッチモンド連銀製造業指数は-1と、9月の-5に続き2ヶ月連続のマイナス。2カ月連続のマイナスは2年ぶりとなる。

事前に民間マークイットが発表した10月サービス業PMI速報値は54.4と、改善予想に反して9月の55.1から悪化。寒波のために悪化した1月以来で最低となった。また、10月総合PMI速報値も54.5と、1月以来で最低となった。

【経済指標】
・米・10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード):97.6(予想:102.9、9月:102.6←103.0)・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:-1(予想:-3、9月:-5)・米・10月サービス業PMI速報値:54.4(予想:55.5、9月:55.1)・米・10月総合PMI速報値:54.5(9月:55.0)

《KK》

 提供:フィスコ

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