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2015年10月27日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):コクヨ、日電子、日立国際、花王

■コクヨ <7984>  1,282円  +31 円 (+2.5%)  本日終値
 コクヨ<7984>が逆行高。きのうは先週末の決算発表を受け急騰後に急落する形となったものの、15年12月期営業利益は、第3四半期累計で通期会社計画93億円を超過する98億6000万円で着地しており、きょうは業績好調が改めて見直される格好。また、一部国内有力証券がレーティング「強気」、目標株価1540円でカバレッジを開始したと観測されている。

■日本電子 <6951>  713円  +13 円 (+1.9%)  本日終値
 26日、日電子 <6951> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→17億円の黒字(前年同期は16.9億円の赤字)に17倍上方修正したことが買い材料。主力の電子顕微鏡やOEM供給先のシーメンス向け医用機器の受注が好調だったことが寄与した。円安による収益押し上げ効果や為替差益の発生なども利益を押し上げた。

■日立国際電気 <6756>  1,611円  +22 円 (+1.4%)  本日終値
 26日、日立国際 <6756> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益が前年同期比95.7%増の104億円に拡大し、従来予想の80億円を上回って着地したことが買い材料。半導体メーカーの堅調な設備投資を背景に、半導体製造装置の受注が伸びたことが収益を押し上げた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→40円(前期は36円)に増額修正した。

■花王 <4452>  5,961円  +48 円 (+0.8%)  本日終値
 花王<4452>が5連騰。きょうは国内証券2社がポジティブなリポートをリリースしたことが確認されている。岩井コスモ証券は、花王の投資判断を従来の「B+」から「A」へ格上げし、目標株価を6670円から6750円へ引き上げている。中国需要や原料安など好環境を背景に安定感があり、着実な成長を続ける同社はROEも高く、日用品セクターの中でも高評価が継続するとの見解を示している。このほか大和証券は、花王が発表した業績上方修正は保守的との見方で、連結営業利益は1600億円程度(上方修正後の会社計画は1550億円)まで上振れすると予想し、レーティング「2」(アウトパフォーム)を継続している。ただ、目標株価は7240円から6680円へ引き下げられた。

■大分銀行 <8392>  502円  +4 円 (+0.8%)  本日終値
 大分銀行<8392>が3日続伸。同社は昨日引け後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績予想の上方修正を発表。経常収益を従来予想の295億円(前年同期比7.7%減)から306億円(同4.3%減)に、経常利益を同67億円(同31.7%減)から83億円(同15.4%減)に、当期純利益を44億円(35.9%減)から57億円(同16.9%減)に引き上げている。修正の理由として、貸出金利息や有価証券利息配当金等の増加により資金利益が予想を上回る見込みとなったことや、与信関係費用が当初予想を下回る見込みとなったことを挙げている。

■キリンホールディングス <2503>  1,711円  +13 円 (+0.8%)  本日終値
 キリンホールディングス<2503>が逆行高。米系大手証券では、15年12月期第3四半期累計営業利益は前年同期比29%増の1040億円を見込むものの、医薬品やのれん代償却の減少が主因と指摘。ブラジルのビール事業は苦戦が続く中、買収したミャンマーブルワリーは16年度に売上高335億円を想定し、「2ケタ成長が見込める企業で成長ドライバーとして期待がかかる」と解説。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を1700円から1800円に引き上げている。

■スズキ <7269>  3,998円  +28 円 (+0.7%)  本日終値
 スズキ<7269>が反発。同社は26日、インド子会社のマルチ・スズキ社を通じて、新型小型車「Baleno(バレーノ)」をインド国内向けに販売を開始するとともに、世界各国へ輸出することを発表した。「バレーノ」は、今年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーで出品したダイナミックでエレガントなスタイリング、最適なパッケージング、高いパフォーマンスを調和させた新しい小型車。インドでは、プレミアムハッチバック車として販売、欧州をはじめとする世界各国へも順次輸出していく計画。

■パラベッド <7817>  3,650円  +25 円 (+0.7%)  本日終値
 パラマウントベッドホールディングス<7817>が小動き。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社の海外事業やレンタル卸事業は順調に拡大すると予想されるものの、収益の柱である医療施設向け国内ベッド製造販売事業は、病床再編に伴う病院の設備投資抑制により、業績の本格回復にはしばらく時間がかかるとの見解を示している。同証券は、同社の算定基準の変更などに伴い、目標株価を3000円から3490円へ引き上げている。また、同社のカバレッジ区分を中小型から医薬品・ヘルスケアに変更したため、レーティングを「ホールド」から「ニュートラル」に修正している。

■プレス工業 <7246>  506円  +3 円 (+0.6%)  本日終値
 26日、プレス工 <7246> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の35億円→47億円に34.3%上方修正。従来の14.4%減益予想から一転して15.0%増益見通しとなったことが買い材料。国内トラック向けにプレス部品の販売が好調だったほか、北米でもピックアップトラックやSUV(多目的スポーツ車)向け部品が伸びたことが上振れに貢献した。

■富士重工業 <7270>  4,662円  +23 円 (+0.5%)  本日終値
 富士重工業<7270>が逆行高。国内大手証券では、10月26日の東京モーターショーの投資家カンファレンスで、吉永CEOが16年末と計画していた米国の生産能力増強を数カ月前倒しすることを検討しているとコメントしたと指摘。同CEOのプレゼンから「北米を牽引役とする中期成長への自信を感じた」と評価して、能力増強が1カ月前倒しされるごとに来期営業利益は140億円上振れると試算。レーティング「バイ」と目標株価5800円を継続している。

株探ニュース

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