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【市況】日経平均は112円安で後場スタート、下げ幅を広げ前場安値を下回る/後場の寄り付き概況


日経平均 : 18834.75 (-112.37)
TOPIX  : 1550.14 (-8.85)

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から小幅に下げ幅を縮めて始まったが、下げ幅を広げ本日の安値を更新している。ランチタイムの225先物は18810円辺りから18860円辺りまで下げ幅を縮める動きをみせていた。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル120円60銭辺りと朝方から円高に振れて推移している。

 セクターでは鉄鋼、非鉄金属、鉱業、保険、石油石炭などの弱さが目立つ。一方で、小売、医薬品、電力ガスは小じっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2ケタの下落。米アップルの決算を控えているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードのなか、米駆逐艦が、中国が「領海」と主張する南シナ海の人工島12カイリ以内の海域で哨戒活動に入ったと報じられている。米中の緊張が高まる可能性なども手掛けづらくさせていると考えられる。
《SY》

 提供:フィスコ

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