【市況】様子見姿勢が高まりやすく、中小型株など個別対応に/後場の投資戦略
日経平均 : 18820.63 (-126.49)
TOPIX : 1549.04 (-9.95)
[後場の投資戦略]
想定内の一服といったところだが、強含みで始まった自動車セクターなどが下げに転じているほか、昨日強い値動きをみせていたハイテクセクターなども前日の上昇部分を帳消しにしてきており、様子見ムードが強まりやすい。相対的に中小型株の底堅さが目立っており、材料株などの個別対応といったところであろう。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードのなか、米駆逐艦が、中国が「領海」と主張する南シナ海の人工島12カイリ以内の海域で哨戒活動に入ったと報じられている。米中の緊張が高まる可能性なども手掛けづらくさせていると考えられる。インデックスに絡んだ商いから様子見姿勢が高まりやすく、中小型株など個別対応になろう。(村瀬智一)
《NH》
提供:フィスコ