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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):gumi、竹内製作所、日電産、コーセー

■gumi <3903>  1,553円  +133 円 (+9.4%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 gumi<3903>が大幅に3日続伸。22日付で、スクエニHD <9684> 傘下のスクウェア・エニックスと、gumiの連結子会社エイリムが手掛ける完全新作RPG、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の配信を開始すると発表した。このほか、22日引け後にエイリムの株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。エイリムは既にgumiの連結子会社であるものの、グループを取り巻く経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するため、グループ内で一層の連携を図るとともに、経営体制のさらなる強化を図る方針。

■明星工業 <1976>  597円  +38 円 (+6.8%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 22日、明星工 <1976> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16.5億円→22億円に33.3%上方修正。減益率が41.7%減→22.2%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。手持ち工事が順調に進み、売上が計画を上回ったことが寄与。国内メンテナンス工事やボイラ事業におけるコスト削減も上振れに貢献した。

■百五銀行 <8368>  618円  +35 円 (+6.0%)  本日終値
 22日、百五銀 <8368> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の79億円→124億円に57.0%上方修正し、従来の15.7%減益予想から一転して32.4%増益見通しとなったことが買い材料。有価証券利息配当金が増加したことに加え、与信関係費用が想定を下回ったことが利益を押し上げた。

■竹内製作所 <6432>  2,316円  +121 円 (+5.5%)  本日終値
 竹内製作所<6432>が大幅高で3日続伸。同社は小型建設機械を主力に手掛けており、海外売り上げ比率が約9割と際立って高い。北米では増加が続く住宅建設向けに好調な需要をとらえているほか、「欧州では金融緩和効果がミニショベル市場回復を後押ししている」(国内証券情報部)状況にあり、ECBが近い将来に追加金融緩和に動くとの思惑は同社にとってもプラスとなる。16年2月期営業利益は前期比37%増の145億円予想に従来から20億円引き上げたが「依然として保守的で再増額の公算大」(同)との見方が浮上、買いを後押ししている。為替相場では対ドルで円安が進行中、足もとは1ドル=120円台後半の推移となっており、米国向け輸出では追い風要因となる。

■宮崎銀行 <8393>  421円  +22 円 (+5.5%)  本日終値
 22日、宮崎銀 <8393> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の60億円→85億円に41.7%上方修正。増益率が10.3%増→56.3%増に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。貸出金利息と有価証券利息配当金が増加したうえ、与信関連費用が想定を下回ったことが利益を押し上げた。

■ケーヒン <7251>  2,023円  +89 円 (+4.6%)  本日終値
 ケーヒン<7251>が反発。同社は22日、29日から東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展すると発表。ハイブリッド車や燃料電池車向け次世代製品を初展示するとしており、期待感が高まっているようだ。初公開されるのは、ハイブリッド車用新型パワーコントロールユニットおよび新型燃料電池車用製品。水素制御系デバイスや電子制御系デバイスなどが展示される。

■日本電産 <6594>  9,100円  +377 円 (+4.3%)  本日終値
 日本電産<6594>が反発。円安が進行し全般相場が上昇するなか、同社株にも見直し買いが流入している。ゴールドマン・サックス証券は22日、同社株の「買い(コンビクション・リスト)」と目標株価1万500円を継続した。21日の決算発表を経て、22日に説明会が開催されたが、「車載の受注拡大」「ハプティック(触覚)の急拡大」「海外子会社群の改善策」をポジティブとみている。車載事業では、20年に向け自動化と電装化ニーズが急速に加速すると予想している。ハプティックとは、振動によってスマホの画面などの手触り触覚を再現する技術だが、ハイエンドスマホへの浸透拡大や複数搭載などによる需要拡大を見込んでいる。

■コーセー <4922>  11,840円  +490 円 (+4.3%)  本日終値
 22日、コーセー <4922> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の138億円→186億円に34.8%上方修正。増益率が70.3%増→2.3倍に拡大し、従来の11期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたしたことが買い材料。上期業績の上方修正は7月に続き、2回目。化粧品の主力ブランドの販売好調やインバウンド需要の取り込みで、売上が計画を上回ったことが寄与。前期に買収した米タルト社の業績好調に加え、経費抑制なども上振れに貢献した。

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