【市況】明日の株式相場見通し=来週の決算を前に手控え、主力株に手仕舞いの動き
あす(23日)の東京株式市場は、来週から本格化する16年3月期第2四半期累計決算の発表を前に買い手控え姿勢が一段と強まり、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。前日に回復した1万8500円台を固めるためには、もう少し日柄が必要となりそうだ。
市場関係者からは「業績の上方修正や好調な決算内容を発表した中小型株には、株価面で比較的プラス反応が目立ったが、主力大型株に上値の重いケースが多かった。ほぼ同業種でも個別企業で業績に跛行色がみられるため、リスク回避の手仕舞い売りが出ているようだ」との声が出ていた。
22日の東京株式市場は売り先行で始まった後、押し目買いに日経平均株価はいったんプラス圏に浮上したものの、後場は再び軟化し下値を探る展開となった。日経平均株価は、前日比118円41銭安の1万8435円87銭と3日ぶりに反落した。東証1部の売買代金概算は1兆9835億と再び2兆円の大台をわずかながら割り込んだ。
日程面では、ECメディアおよびソーシャルメディアなどのインターネットメディアを運営するGMOメディア<6180>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、日銀の金融システムリポート、気象庁3カ月予報に注目。海外では、韓国7~9月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「業績の上方修正や好調な決算内容を発表した中小型株には、株価面で比較的プラス反応が目立ったが、主力大型株に上値の重いケースが多かった。ほぼ同業種でも個別企業で業績に跛行色がみられるため、リスク回避の手仕舞い売りが出ているようだ」との声が出ていた。
22日の東京株式市場は売り先行で始まった後、押し目買いに日経平均株価はいったんプラス圏に浮上したものの、後場は再び軟化し下値を探る展開となった。日経平均株価は、前日比118円41銭安の1万8435円87銭と3日ぶりに反落した。東証1部の売買代金概算は1兆9835億と再び2兆円の大台をわずかながら割り込んだ。
日程面では、ECメディアおよびソーシャルメディアなどのインターネットメディアを運営するGMOメディア<6180>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、日銀の金融システムリポート、気象庁3カ月予報に注目。海外では、韓国7~9月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)