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【市況】22日の株式相場見通し=前日大幅高の反動で利益確定売り先行

 22日の東京株式市場は、きのう全体相場が予想外に大幅続伸したことへの反動もあり、利益確定の売りが先行する展開で日経平均株価は反落が予想される。また、騰落レシオ25日移動平均も123.19%(21日)と120%を超え、短期的な過熱感を示している。
 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比48.50ドル安の1万7168.61ドルと続落した。ダウ平均株価は、一時前日比100ドル近く上昇する場面があつたものの、原油など国際商品市況の下落を嫌気して石油関連を中心とした素材株などの下落が全体相場を押し下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比40.855ポイント安の4840.117と続落した。
 22日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=119円90銭台での推移となっている。
 日程面では、がん免疫治療薬の研究、開発、製造、販売を手掛けるグリーンペプタイド<4594>が東証マザーズに新規上場。このほかに、安倍首相がモンゴルと中央アジア5カ国歴訪へ出発(~28日)、8月の毎月勤労統計確報値、9月のセメント国内販売に注目。海外では、ECB理事会、米9月の中古住宅販売件数が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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