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【通貨】NY為替:ドル・円は119円90銭、日本の追加緩和の思惑に円下落


21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円09銭へ上昇後、119円82銭まで下落して、119円90銭で引けた。日本の9月貿易収支が予想外に6か月連続の赤字だったことを背景に、日本銀行による追加緩和観測が強まり、円売りに拍車をかかった。その後、原油価格の下落で警戒感が広がり、リスク回避の円買いが再燃した。


ユーロ・ドルは、1.1364ドルから1.1336ドルまで下落し、1.1340ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて、量的緩和(QE)拡大観測を受けたユーロ売りが続いた。ユーロ・円は、136円32銭から135円91銭まで下落した。


ポンド・ドルは、1.5477ドルへ上昇後、1.5413ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9553フランへ下落後、0.9598フランへ上昇。ジョルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁の発言を受けてフラン売りが強まった。

《KK》

 提供:フィスコ

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