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【材料】日本調剤が大幅高で4連騰、中間決算控え増額修正期待の買い

 日本調剤<3341>が大幅高で4連騰、一時310円高に買われ、上値指向を鮮明としている。同社は関東甲信越を地盤として大病院の門前薬局を全国的に展開する。政府は医療費削減の切り札として後発医薬品の普及を積極推進するほか、医療費の削減に加え医療の質向上にもつながる地域医療密着の「かかりつけ薬局制度」を政策的に後押ししており、これをフォローの風に収益高成長路線を走っている。また、同社は時流をとらえ、後発医薬品の工場を増設し年間生産能力を大幅に拡大する計画を既に発表、需要の取り込みに積極的だ。16年3月期は本業の儲けを示す営業利益が前期比23.4%増の82億円を見込んでいるが、「最終的に増額される公算が大きく、目先は来週10月29日に予定される中間決算や上方修正への期待を先取りする買いが入っている」(国内中堅証券)と指摘されている。

日本調剤の株価は10時30分現在4710円(△205円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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