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【市況】日経平均は続伸、米株高受け買戻し優勢/相場概況


日経平均は続伸。15日の米国市場では、アジア・欧州株が全面高となったことや週間新規失業保険申請件数が40年ぶりの低水準となったことが好感され、NYダウは217ドル高となった。こうした流れを受けて、日経平均は買い戻し優勢で203円高からスタートした。朝方は18300円水準でのもみ合いが続いたが、その後上げ幅を拡大し、前場に一時18400円に迫る場面も見られた。ただ、買いが一巡すると週末要因などから上値は重く、伸び悩む展開となった。

大引けの日経平均は前日比194.90円高の18291.80円となった。東証1部の売買高は20億3195万株、売買代金は2兆1937億円だった。業種別では、保険業、その他金融業、不動産業が上昇率上位だった。一方、下落したのは小売業、建設業の2業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>など売買代金上位は全般堅調。前日急落した旭化成<3407>は反発。アイフル<8515>が5%超、任天堂<7974>や住友不<8830>が4%前後の上昇に。また、TASAKI<7968>、サンヨーナゴヤ<8904>、片倉コープ<4031>などが東証1部上昇率上位となった。一方、コーセー<4922>、村田製<6981>、アルプス<6770>、NTT<9432>などが軟調。また、千代インテ<6915>、アインファーマ<9627>、JIN<3046>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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