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【材料】プレステージ・インターナショナル---ロードサービスなどの業務受託に特化


プレステージ・インターナショナル <4290>は、クライアントの既存業務の効率化・コスト抑制を目的としたサービス業務の受託に特化している。ロードアシスト事業では、損害保険会社、自動車メーカーなどが主要クライアント。エンド・ユーザーからの緊急要請に対応し、24時間年中無休のカスタマーコンタクト業務やロードサービスを提供している。プロパティアシスト事業では、住まいに関するトラブルのサポートやコインパーキングなどで起こるトラブルや保守点検等をサポート。

足元の業績では、2016年3月期第1四半期(15年4月~6月)決算は、売上高が前年同期比20.2%増の66.54億円、営業利益が同17.3%増の7.75億円、経常利益が同1.6%減の7.3億円、四半期純利益が同16.7%減の4.12億円だった。新拠点の「富山BPOタウン」稼働に伴って減価償却負担が発生したが、家賃保証プログラムの好調などで営業増益を確保した。

2016年3月期通期については、売上高が前期比9.7%増の270億円、営業利益が同10.1%増の32.5億円、経常利益が同14%増の34億円、当期純利益が同19.4%増の21億円を見込む。1000席規模の「富山BPOタウン」が4月より稼働を開始、新たな成長軌道の基盤とする出発の1年となる。各事業とも売上高が足元総じて堅調で、増収効果で二桁増益の確保へ。

《SF》

 提供:フィスコ

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