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【経済】中国進出のドイツ企業、相次いで業績見通しを下方修正


中国に進出しているドイツ企業が相次いで業績見通しを下方修正している。統計によると、中国経済の一段減速懸念から48.8%のドイツ企業(中国に進出している)は直近3カ月で業績見通しを下方修正したという。これとは対照的に、ドイツ本土の企業が直近3カ月で業績見通しを下方修正したのは全体の19.4%にとどまった。

中でも中国の景気減速でもっとも悪影響を受けたのは自動車と機械業界だと報告された。中国に進出しているドイツ企業の中で、88.9%の自動車メーカーと57.9%の機械メーカーは直近数カ月で業績見通しを引き下げたという。

なお、今年4-8月の中国の自動車販売量は5カ月連続で減少したほか、固定資産投資も連続で縮小した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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