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【市況】日経平均は反落、大型株中心に利益確定売り優勢で200円超の下げ/相場概況


日経平均は反落。9日及び12日の米国株式市場は上昇したが、シカゴ日経225先物清算値が18355円となったほか、原油先物相場が下落した影響もあり、日経平均は利益確定売り優勢で103円安からスタートした。決算発表を受けて前週末に急落したファーストリテ<9983>が引き続き売られ、指数を押し下げた。日経平均は朝方の売り一巡後に本日の高値近くまで値を戻す場面も見られたが、前引けにかけて再び弱含み、後場はおおむね18250円を挟んだもみ合いとなった。規模別では大型株の下げが目立ち、小型株優勢の展開だった。

大引けの日経平均は前週末比203.93円安の18234.74円となった。東証1部の売買高は21億1524万株、売買代金は2兆4044億円だった。業種別では、鉱業が3%超下げたほか、銀行業、保険業が下落率上位だった。一方、空運業が4%近く上げたほか、水産・農林業、その他製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、KDDI<9433>、三井住友<8316>などが軟調。ファーストリテやソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>が3%超下落したほか、クボタ<6326>も4%安と下げが目立った。また、トレファク<3093>、enish<3667>、竹内製作所<6432>などが東証1部下落率上位となった。一方、富士重<7270>、マツダ<7261>、村田製<6981>、東電力<9501>、大成建<1801>などが堅調。JAL<9201>が4%超、大林組<1802>が3%超の上昇に。また、宮越HD<6620>、ジェイコムHD<2462>、明光ネット<4668>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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