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【市況】【市場反応】米8月卸売在庫・売上高、比率がリセッションの水準でドル伸び悩む


外為市場では米国の卸売在庫・売上高の結果を受けドルはもみ合いが続いた。ドル・円は120円35銭から120円20銭へじり安推移、ユーロ・ドルは1.1345-50ドルで高止まりとなった。


米商務省が発表した8月卸売在庫は前月比+0.1%と、7月の-0.3%から予想外にプラスに改善。一方、卸売売上高は前月比-1.0%と、市場予想の-0.4%を下回り2ヶ月連続のマイナスとなった。下落率は1月来で最大。売上高在庫比率は1.31と、景気後退時2009年5月以降で最大となったことは懸念材料となる。米10年債利回りは2.13%から2.09%まで低下した。

【経済指標】
・米・8月卸売在庫:前月比+0.1%(予想:0.0%、7月:-0.3%←-0.1%)
・米・8月卸売売上高:前月比-1.0%(予想:-0.4%、7月:-0.3%)

《KK》

 提供:フィスコ

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