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【市況】国内大手証券、通信各社の株価は調整しているため今後は投資機会を探る展開を予想

 国内大手証券の通信セクターの決算プレビューでは、通信大手各社の15年7~9月期の利益進捗は各社ともに良好と指摘。各社ともに携帯ARPUが好調、NTT<9432>はFTTH卸の拡大による営業費用削減も進展していると解説。15年12月までは総務省の通信政策議論を見守る必要があるものの、通信各社の株価は既に調整しているため、今後は投資機会を探る展開を予想。
 個別では、業績モメンタム、バリュエーション、株主還元などからNTTとKDDI<9433>のトップピックを継続。ソフトバンクグループ<9984>は、「今後の株主還元や海外事業の利益モメンタム改善に注目したい」としているほか、NTTドコモ<9437>は、「ARPUトレンドが改善、来期の株主還元が注目点」とみている。
《MK》

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