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【材料】イズミが反発、年間配当を前期比で11円増額し62円に

 イズミ<8273>が反発。高いところでは前日比105円(2.2%)高の4795円まで買われている。同社は8日引け後、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。
 営業収益は前年同期比9.6%増の3105億7900万円、営業利益は同7.2%増の147億6100万円で着地した。堅調な既存店、新設店舗による販売増に加え、新規連結子会社のスーパー大栄などが寄与した。販売費および一般管理費は、スーパー大栄など連結子会社の増加、新設店舗の創業経費や人件費などが増加し、前年同期比9.8%増となったものの、堅実なコントロールに努めた結果、売上高対比では21.2%となり前年同期に比べて横ばいとなった。
 同時に、今期の配当について中間期、期末ともに従来予想の28円から31円へ引き上げ、年間配当予想を62円とした。前期実績51円と比べ11円の増配となるため、きょうは業績よりも大幅な増配を好感した買いが入っているようだ。
《MK》

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