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【材料】工作機械や産業ロボット株堅調、8月の機械受注跳ね返す上昇サプライズ

 ツガミ<6101>、オークマ<6103>、東芝機械<6104>など工作機械メーカーが軒並み高に買われ、産業ロボットを手掛けるファナック<6954>や安川電機<6506>などもしっかりした動き。寄り前に発表された8月の機械受注は設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」が、3カ月ぶりプラス転換を見込んでいた市場コンセンサスに反して前月比5.7%減と低調だった。本来であればネガティブサプライズとなるところだが、関連銘柄の株価は総じて上値を指向している。これについて市場では「機械など設備投資関連は中国リスクが顕在化したころからショートポジションの対象となっており、空売り比率が高い銘柄も多く、その反動」(国内ネット証券大手)と指摘する。きょうは全体が売られているものの、前日までは先物主導の売り仕掛けも跳ね返される地合いの強さで、売り手仕舞いの動きが足もとの逆回転現象につながっている。

ツガミの株価は13時35分現在531円(△14円)
オークマの株価は13時35分現在874円(△12円)
ファナックの株価は13時35分現在2万30円(△155円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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