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【市況】個別銘柄戦略:中国関連株の行方、インバウンド関連の見直しなど関心


欧米株式市場の堅調推移を受けて、本日も底固い動きが続く可能性。本日は株式市場が再開する中国市場の動向などが焦点となろう。休場中の世界株の動きからみても、買いが先行する公算は大きいとみられる。想定線ではあるものの、中国関連を中心に買い安心材料につながって行きそうだ。ただ、予想に反して伸び悩んだ場合は、足元で上昇の目立った素材や資源関連株にあらためてショートポジションを膨らます動きが見込まれる。原油市況の下落、アルコアの決算発表を控えていることなどから、ネガティブインパクトに警戒したい。一方、前日に軟調な動きとなったインバウンド関連の見直しに注目。9月の失速懸念などが強まっているようだが、国慶節期間中のインバウンド需要拡大なども伝わっていることで、10月の持ち直し期待などは早い段階で強まりそうだ。なお、本日は景気ウォッチャー調査の発表を控えており、ダウンサイドのリスク要因として注視も。

《KS》

 提供:フィスコ

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