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【材料】ファミリーマートが上げ幅拡大、中間期は32%営業増益で進捗率が60%超

 ファミリーマート<8028>が後場に上げ幅拡大。一時、前日比200円(3.8%)高の5390円まで買われる場面があった。きょうの午後1時30分に16年2月期第2四半期(3~8月)の連結決算を発表した。
 営業総収入は前年同期比13.7%増の2095億9700万円、営業利益は同32.3%増の283億5300万円で着地した。ただ、純利益は前年同期に関係会社株式売却益を計上した反動減で同36%減の130億8100万円となった。第2四半期末の国内店舗数は1万1450店(国内エリアフランチャイザー4社計795店を含む)となったほか、海外事業では台湾、タイ、中国、アメリカ、ベトナム、インドネシアおよびフィリピンにおいて5756店となり、国内外合わせた全店舗数は1万7206店となった。
 国内のコンビニエンスストア(CVS)事業は2ケタの増収増益となったものの、海外事業では今後、高い成長性が見込まれるアジア地域を中心としたCVS事業に経営資源を集中するため、15年8月にアメリカ合衆国でCVS事業を展開する「FAMIMA CORPORATION」の清算を決議したことなどで、増収は確保できたものの大幅な減益となった。
 据え置かれた通期の連結営業利益は前期比16%増の469億円の見通しで、進捗率が60.4%に達している。
《MK》

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